Xcode4のピックアップメモ-(2)

Xcode User Guide を読みつつメモを書いていきます。の第2回目。
元ネタ1：Starting and Closing a Project
元ネタ2：Writing and Editing Source Code
和訳の正確性については保証いたしかねますので、話半分ということで。

Starting and Closing a Project

プロジェクトの新規作成 File > New > New Project

• Core Data frameworks を利用するならチェック（シンプルアプリなら不要）
• automatic reference counting (ARC) を使うならチェック。iOS5から対応。
  Edit > Refactor > Convert to Objective-C ARC でもって変換処理も可能。
• プロジェクト作成時にGit Repository を作っておくと便利。
   
  

複数のプロジェクトを扱うワークスペースも作れる。

Create a Workspace to Work with Multiple Related Projects：省略
Open Your Xcode 3 Project in Xcode 4：省略

プロジェクトを開いた時に、issue navigator で更新すべき箇所が表示される（もしくはEditor > Check for Outdated Settings）。あとは画面の処理に従って処理。

Writing and Editing Source Code

エディタ設定

• Choose Xcode > Preferences > [Fonts & Colors] で色とフォント設定
  Source Editor と Console の2ヶ所の設定が可能。
• 同 > [Key Bindings] でショートカット管理
• 同 > [Text Editing] で行番号表示／インデント設定
• その他ドキュメントとシュミレーターのダウンロード、こまい設定などもあり

入力補助

• 入力と共に候補が表示される
• 候補の手動表示切り替えはCtrl + Space or Esc
• 候補が同じプレフィクスをもつならプレフィクスに点線が引かれる。Tab キーでプレフィックス部分だけを入力確定。
  
• コード候補表示の設定は Xcode > Preferences [Text Editing]
• メソッドや関数の場合、引数やパラメーターも表示する。
  選択切り替えはCtrl + (shift) + /。
• カッコを保管してくれる。開閉の対応も表示。
• 開くカッコの後の改行などで閉じるカッコ自動追加
• 閉じるカッコを入力して、対応する開くがない場合、自動で追加（余計?）

Fix-it (LLVM コンパイラ使用時)

• 入力から文法エラーを赤で表示。エラー箇所のクリックで自動修正提案も。
  

関連情報の表示

• お手軽ジャンプ：File > Open Quickly。検索ウインドウで入力→候補表示。
  option + 選択 → assistant editor で開く
  shift + option + 選択 → 別ウインドウで開く
•  ファイルを2ヶ所で開く：
  ファイルをoption + click でAsistant editor で開く
  そのウインドウ左上で表示ファイル選択
  
  
  View > Assistant Layoutで表示位置を設定可能
  ウィンドウ右上の[+]でもウインド複製ができる
  Navigation Area でファイルを option + shift + click → 開く場所を指定
  shift, option キーの設定は project の preference で
• シンボル定義へジャンプ：
  command + click でシンボル定義へ
  Navigate > Jump to Definition でもOK

その他

• コード折りたたみ：
  
  コードエディタ左側の細いリボンにマウスオンで折りたたみエリア表示、続けて click でコード折りたたみ。
  Editor > Code Folding > Fold Methods & Functions でまとめて折りたたみ可能
• Product > Generate Output → プリプロセッサ出力ファイル生成
• シンボルを option + click でクイックヘルプ表示

リファクター
C および Objective-C のファイルでのみ処理可能

• カーソルを対象の上へ
  ワードの右側の下向き矢印から[Edit All in Scope]
  テキスト入力で全ての名前を変更
• 純粋な変更は Edit > Find > Find and Replace

Utility area の下部ウインドウからいろいろ追加できる。使いたいものを探してDrag&Dropするだけ。

• ファイルテンプレート
• コードスニペット
• インターフェイスビルダーの部品
• メディアファイル（画像、ムービー、音声など）

以上。


ってかもう少しチュートリアル的な箇所を期待したんですが、ないですねえ。ざっとはつかめたので、残りの箇所については散発的に見ていこうと思います。記事として書くかは未定。



TODO

• 未検証：選択切り替えはCtrl + (shift) + /