Developer 日本語サイト: https://developer.apple.com/jp/resources/
これを見るかぎりiOS以外のドキュメントについては英語しかないみたい。
iOS関連の第1段階のチュートリアルとしてはiOSドキュメントの
- 初めての iOS アプリケーション
- 2つ目のiOSアプリケーション:ストーリーボード
- 3つ目のiOSアプリケーション:iCloud
全く関係ありませんが、このドキュメントがおいてあるページのフォントがおかしいんです。コピペしたら表示がおかしくて、アプリの「プ」の「フ」と「゜」が分離してました。なんですかね、これ。
それはさて置き、今回はコンソールで動くアプリケーションの作成をメモしてみます。Objective-C を書くだけなら iOS やら何やらは必要ありません。ソースコード内容の解説などはしておりません。内容の正確性については話半分ということで。
参考にした情報:http://d.hatena.ne.jp/keimina/20101006/1286351265
Xcode バージョン:4.3.1
プロジェクトの作成
Xcode を開いて File > New > Project
Create a new Xcode project を選択
サイドバーで Application 選択 > Command Line Tool を選択
プロジェクト名・適当な固有値を設定
Type は "C"(で Objecive-C も動作します)
一番下のチェックはいわゆるスマートポインタを使うかどうか。今回はチェック。
プロジェクトファイルを作成する場所を指定して Create で作成されます。
- この時、下部のチェックを入れると
Git リポジトリというものが作成されます。復元ポイントみたいなものです。知識があれば使って損は無いです(といっても自分はバージョン管理ツールを使った事無いですが・・・。)
開いた時点で main.m というファイルにコードが書かれています。
画面左上のRunで処理開始。Debug Area の右ウインドウに "Hello, World!" と表示されれば成功です。この main.m 内の main() が処理のエントリーポイントになります。
クラスの作成
これだけでは少し寂しいので簡単なメッセージを出力するクラスを追加してみましょう。
右側 utility area の下部ウインドウを File Template Library 表示にして、Objective-C class のアイコンをドラッグして左側 Navigation area へドロップ。
ダイアログが表示されるので適当な情報を入力して Create。
ヘッダーファイルと実装ファイルが作成されます。
Navigation ウィンドウで MyClass.h を選択し、コードを表示。デフォルトでテンプレ的なものが書いてあります。
インスタンス変数としてvalue、 initWithNumber と sayNumber の2つのメソッドを書きます。以下のようにコードを修正し、保存します。
MyClass.m を表示。以下のように実装を書いて保存。
initWithNumber() がコンストラクタだと思えばよいです。sayNumber() は自分が持っている数値(value)を表示します。Objective-C の細かいところについては各自。
main.m を表示し、以下のように修正。
Auto reference counting 関連については間違いがあるかも。これを実行するだけなら問題ないですが。
左上のRunを押して、デバッグウインドウに以下のように表示されれば成功。
以上。
あとは各自でクラス作ったり、処理を入力して組み合わせていけばOKです。
Xcode4.3 の情報が少なくて苦労しますね。コンソールアプリならXcode を使わずに、コマンドラインからやってもいいですが、Xcode の機能を覚えたいなら以上のようにXcode のプロジェクトとして作っていろいろやる方がよいでしょう。
CUI はなかなか理解されない今日この頃ですね。MS-DOS って知ってますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿